ヨーロッパ7ヵ国旅行記 1ヵ国目 フランス編

#6 モンサンミッシェル 2日目 島内エリア/修道院見学

孤島にそびえる世界遺産、モンサンミッシェル。

「西洋の驚異」と称されたモンサンミッシェル内部の修道院を見学します。

対岸エリアからシャトルバスで島内エリアに向かいます。

モンサンミッシェル入り口の前哨門をくぐり抜けた後に、

オムレツで有名な「ラ・メール・プラール」があります。

日本でも有楽町とみなとみらいに2店舗あります。

有楽町店でいただいた時のオムレツ写真

修道院までは長く続く石畳の階段を上ります。

朝方は静かで鳥の鳴き声が雰囲気を盛り上げてくれました。

最後に参道の階段を一気に上がると修道院の入り口。

少し近代的なチケット売り場。

大階段

入り口から西のテラスにつながっている階段です。最後に90段を一気に上がりきります。

大階段を上がると、尖塔の先端には黄金の大天使ミカエル像が設置されています。

伝説によれば大天使ミカエルが司教の夢に現れ「聖堂を建てよ」と命じたそうです。

大天使ミカエル

像の高さは4.5mもあり、避雷針の役割も兼ねています。

西のテラス

西にブルターニュ地方、東にノルマンディ地方の素晴らしい眺めを楽しめます。

モンサンミッシェル修道院付属教会

海抜80メートル、モンサンミッシェルの頂上に建つ大聖堂。

回廊

モンサンミッシェルの見どころの一つでしたが、

残念ながら、メンテナンス中でした。

オフシーズンで観光客が少なくゆっくり見られたので、トレードオフということにしました。

食堂

59個にもおよぶ小窓の壁に沿ってテーブルが配置され、修道士たちは壁に向かい食事

をしていました。

会話は厳禁で、ジェスチャーで会話を交わしたようです。

大天使ミカエルの三度目のお告げをようやく信じた司教オベールの

逸話のレリーフ。

迎賓の間

身分の高い巡礼者や客人などをもてなした部屋。

高い天井と美しいアーチ型の柱などが見所でした。

太柱の地下礼拝堂​

上階の教会を支える土台として

円周5メートルもある太い円柱が10本立っています。

礼拝堂としては使われず、

修道院で裁きを受ける囚人が判決を待つ場として利用されていました。

聖マルタン礼拝堂

11世紀の完成当時の姿をとどめる貴重な礼拝堂

アーチ型になっている天井と小窓が特徴です。

大車輪

修道院が牢獄として使われていたころに

荷物を上げる目的で使用されていました。

囚人が中に入って、大車輪を回していたそうです。

聖エティエンヌ礼拝堂

死者を弔うための礼拝堂。

マリアのピエタ像

十字架から降ろされたキリストを抱くマリア像。

修道士の遊歩道

修道士たちの散策や多目的ホールとして使われたようです。

騎士の間

修道士たちの仕事部屋。

印刷技術がなかった時代に聖書などの写本を行っていたそうです。

お土産ショップ

最後はお土産ショップに出て修道院内部見学は終了します。

ランチ&島内散歩に続きます。

ヨーロッパ7ヵ国鉄道の旅#7 モンサンミッシェル夜景編

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