10、Zhiyun CRANE-M2 3軸ハンドヘルドジンバルスタビライザー導入編

 

CRANE-Mの後継機M2が発売されました。

この情報を知って、またジンバル買い換えたい病が再発しました(笑)

旧型 Zhiyun CRANE-M

2016年秋のInterBEE(国際放送機器展)に初出展していた

”Zhiyun”ブースでCrane M 3軸スタビライザーに出会い衝動買い。

購入の決め手は、当時他製品の半額程度の価格と

小型カメラ用の軽量サイズが用意されていた。

CRANE-Mはヨーロッパの1ヶ月の長旅でメインカメラα6300用ジンバルとしてトラブルもなく活躍してくれました。

旧型のCRANE-Mは負荷重量650グラムなので本体重量も750グラムに抑えられており、他社のジンバルより小型軽量だったもですが、

 

新型のCRANE-M2はさらに小型となり、本体重量がなんと500グラムを実現したのにも関わらず、負担重量は720グラムまで増えました。

本体重量が500グラムはスマホ用ジンバルと大差ないサイズと言えます。

あとは、価格が32,400円と更に低価格を実現したのが、Zhiyun社らしいと感じました。

新旧サイズ比較

外箱も小さい、比較にOsmoPoketを並べてみました。

外箱には各操作ボタンの説明や機能が表示されています。

店頭展示を意識したデザインでしょうか。

早速開封してみます。

内箱の梱包状態 

発泡素材で梱包されているのでトラベルケースとして使用可能出来ます。

本体以外には、カメラ固定するクイックリリースプレートとミニ三脚、スマホースタンド、充電ケーブル(Type-C)、ストラップ等になります。

CRANE-M比較では充電池な内蔵型に変わっていました。

ドキュメント類

クイックスタートも日本語で用意されています。

Zhiyun CRANE-M2商品ページのセットアップ動画の方が英語ですが解りやすかったです。

それではセットアップに入ります。

付属のクイックリリースプレートをカメラに取り付けます。

クイックリリースプレート取り付けたイメージです。

専用クイックリリースプレートでジンバルにワンタッチで装着できます。

これは便利!!

実はこの時点でもジンバルの3軸はロックされているので、カメラ装着時にも余計な気を使わなくて済みます。

ロックボタン

CRANE-M2のメリットとして、このロック機能が非常に便利で旅の移動には欠かせない機能です。

メーカーホームページにはズボンのポケットに入れた写真があります。

これはカメラプレート部分を固定したイメージも兼ねています。

それではロックを解除し3軸のバランスを取ります。

クイックリリースプレート底面の1/4ネジを緩めカメラのレンズ向きが正面のなるように調整します。

次にクイックリリースプレートつまみを緩め、右端まで移動します。

この作業によって次回以降の調整が簡単に行われるとのことです。

最後にロール軸のつまみを緩めてカメラが水平になるように左右に押して調整します。

この作業においては従来のジンバルと手間はあまり変わらない感じがしますが、ジンバル本体もシンプルのなったせいか調整時間は大幅に短縮されました。(ここもジンバル選びで大きなポイントでしょうね。)

調整完了、ジンバルの電源がまだ入っていませんがバランスが取れています。

それではジンバルを起動します。

本体の小型ディスプレイを備えたので、

モード表示やバッテリー残量が確認できます。

ここまでが開封からセットアップまでのレビューになります。

旧型のCRANE-Mと比較して、シンプル、軽量になった以外に、クイックリリースプレート搭載によりカメラ脱着が容易になったのと、ロック機能搭載で、移動の際の心配が軽減されたことが私のとって一番のメリットと感じました。