ヨーロッパ7ヵ国旅行記で使用した撮影機材紹介

7、Zhiyun Crane-M 3軸ハンドヘルドジンバルスタビライザー

◆ミラーレス一眼/コンパクトデジタルカメラ専用ジンバル

撮影機材紹介の初回に軽く紹介しましたZhiyun Crane-M 3軸ハンドヘルドジンバルスタビライザーですが、今回は、オプションのカメラコントロールケーブルを紹介致します。

Zhiyun Crane-M 3軸ハンドヘルドジンバルスタビライザー

初めに、撮影機材紹介初回レビューのおさらいです。

ヨーロッパの1ヶ月の旅を全編4Kで収録にあたって、

街歩き、手持ち撮影での手振れ補正用にジンバルを検討した結果、

コンパクトカメラ向けの軽量サイズ専用ジンバルのZhiyun Crane-Mに出会いました。

ジンバルに使用するミラーレス一眼カメラはソニーα6300なので、軽量、コンパクトの部類に入ります。

またZhiyun Crane-M側はカメラ負荷重量650グラムまでのため、ジンバル本体の重量も740グラムと1キロ以下を実現し、α6300と組み合わせても総重量を1.3キロぐらいに抑えることがでます。

この組み合わせで、毎日持ち歩く撮影機材としてベストな選択となりました。

それではZhiyun Crane-Mのコントロールケーブル Sony用の紹介を致します。

コントロールケーブル Sony用

このケーブルはジンバル本体からカメラのコントロールが可能で、写真のシャッター、ビデオのREC スタート/ストップとズームイン/ズームアウトが手元で操作でき非常に便利なアイテムになります。

カメラコントロールケーブル装着したイメージ

接続はカメラ本体のマイクロUSBポートとジンバル側のチルトモータ内部にあるマイクロUSBポートにケーブルを接続します。

RECスタート/ストップボタン

ジンバルの電源ボタン(カメラマーク)押すと写真のシャッターが切れます。

ビデオのREC スタートは、2回押しで録画開始され、1回押してストップ。

たったこれだけです。

ズームイン/ズームアウトボタン

ズームイン/ズームアウトはシンプルにW-T上下のボタンをスライドするだけです。

ズームイン/ズームアウトに関しては電動式レンズが推奨なので、α6300の標準ズームレンズE PZ 16-50mmを使用しました。

(電動式レンズ推奨:E PZ 18-105mm F4 G OSSと E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)

標準ズームレンズE PZ 16-50mmは、画質にとことんこだわらなければ、超軽量、コンパクトで取り扱いしやすく、手持ち歩きレンズとしてはベストマッチですが、コントロールケーブルでの使用感としては、ちょっと滑らかさに欠けた感じがしました。

ズーム動きが俊敏すぎるため、滑らかな操作を必要する場合は手動ズームを勧めます。

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS 

余談ですが、レンズに関しては、広角用に単焦点レンズSEL16F28とウルトラワイドコンバーターVCL-ECU2の組み合わせで焦点距離(10mm)の超広角撮影を行いました。(主に教会などの屋内撮影用に使用)

ウルトラワイドコンバーターVCL-ECU2     単焦点レンズSEL16F28

α6300には全画素超解像ズーム機能を使って単焦点レンズを最大2倍ズームの機能があるので試しにコントロールケーブルで手元操作をトライしてみたところ、問題なく作動しました。

ズームの動作も標準ズームレンズE PZ 16-50mmよりも滑らかなので、実際のところこの組み合わせの出番が増えました。

Zhiyun Crane-Mのコントロールケーブル Sony用は高級コンデジのサイバーショットRXシリーズも対応しています。

ソニー以外には、パナソニック用のコントロールケーブルも用意されているので、GH4,GH5お持ちの方便利になると思います。

このケーブル1本でカメラスタビライザーの手元からから直接コントロールできるようになり、使い勝手が非常に良くなりました。(ただケーブル1本にしてはちょっと高いかな)

以上、カメラコントロールケーブルのレビューでした。

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