ヨーロッパ7ヵ国旅行記 5ヵ国目 ハンガリー ブダペスト編
#24 プラハ~ウィーン乗換え~ブダペスト移動 その1
プラハ中央駅。真っ赤な柱と天井が印象的なターミナル。
昔ながらのアール・ヌーヴォー風のドーム屋根の駅舎。
中世を思わせる駅舎が旅の雰囲気を盛り上げます。
吹き抜けとなっているところに歴史あるカフェがあります。
列車の待ち時間に利用してみたい。
チェコ鉄道の 国際特急列車 Railjet(レイルジェット)に乗車します。
“この列車に乗りたかった”
Railjet(レイルジェット)はオーストリア連邦鉄道(ÖBB)およびチェコ鉄道(ČD)が運行する国際特急列車で最高時速は200km。(チェコ国内は160km)
ÖBB RailjetとČD Railjetは基本的に同じ仕様ですが、列車のカラーリングが異なり、
本家のÖBB Railjetはレッドで、ČD Railjetはブルーで運行しています。
プラハ~ブダペストのルートはヨーロッパ都市間特急EC(ユーロシティ)が、スロベニアのブラチスラヴァ経由で直通運転を行っていますが、今回の旅では、ČD RailjetとÖBB Railjetの豪華リレーでハンガリー ブダペストに移動します。
Railjetの車掌さんが手を振ってくれました。
チェコ鉄道のレイルジェットは列車番号以外に作曲家の愛称が付けられており、
乗車したのは列車番号:RJ 73 愛称:Bedřich Smetana(ベドルジハ・スメタナ)号
「わが祖国」が代表曲で有名なチェコの作曲家 。
偶然にもスメタナ号に乗れてラッキー。
列車はゆっくりとプラハ本駅を発車します。
朝方からの小雨も上がってきました。
レイルジェット First Class(ファーストクラス)車内。
革張りでゆったりとした豪華なシート。
レイルジェットは Business Class(特等) First Class (1等) Economy Class(2等)3クラス制。
乗車したFirst Classでは各座席に備え付けのメニューで食堂からのケータリングが可能。
レイルジェット 食堂車(Restaurant)
座席での食事もいいですが、欧州列車旅の楽しみのひとつでもある食堂車で朝食を取ります。
合計5テーブルとコンパクト食堂車ですが、フルサービスの食事を提供しています。
チーズとツナのスクランブルエッグ(with とブレット)とパンケーキをいただきました。
雲の切れ間から降り注ぐ光 “天使のはしご” を見ることが出来ました。
チェコ共和国第2の都市ブルノ(Brno)に停車します。
ブルノのシンボル 聖ペテロ聖パウロ大聖堂(Katedrala sv. Petra a Pavla)
レイルジェットでは、チェコの代表する銘柄の生ビールを車内で飲むことが出来ます。
チェスケー・ブディェヨヴィツェ(Ceske Budejovice)
バドワイザーの本家にあたるビール。
生ビールを列車で飲めるのは、さすがビール王国チェコらしくて素敵。
チェコとオーストリアの国境付近をレイルジェットが駆け抜けます。
ウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)に到着。
プラハ~ウィーン ”青いレイルジェット” 4時間の旅。
赤、青レイルジェットのツーショット。
25年ぶりのウィーンですが、新しくモダンなウィーン中央駅が出来て、
すっかり様変わりしていました。
ブダペスト行き Railjet 63号に乗り換えて、ハンガリーの首都 ブダペストに向かいます。
プラハ~ウィーン乗換え~ブダペスト移動 その1おわり
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プラハ~ウィーン乗換え~ブダペスト移動 その2につづく。