ヨーロッパ7ヵ国旅行記 ミュンヘン移動編
#43 ミュンヘン移動編 ハルシュタット出発
ハルシュタットの街に別れを告げ、
連絡船でハルシュタット駅に向かいます。
ハルシュタット駅(無人駅)
ローカル列車に乗車します。
ハルシュタット駅からアッタナン・プッヘハイムまで2時間半のローカル線の旅になります。
あいにくの曇り空ですが、オーストリア避暑地 ザルツカングーマート地方の景色を再び楽しみたいと思います。
ハルシュタット湖もこれで見納めです。
霧がかかったハルシュタットも美しいですね。
トラウン湖(Traunsee)
ザルツカングーマート地方で2番目に大きな湖。
列車はトラウン湖沿いをしばらく走行します。
トラウン教会
トラウン湖に突き出している小さな半島に建っている教会。
手前の木が邪魔でした(残念)
アッタナン・プッヘハイム駅に到着。
ザルツブルク行きレイルジェットに乗ります。
今回のレイルジェットは機関車の逆向き連結に遭遇。
前面だけ見れば黒と赤のツートンカラーでかっこいい顔つきですが、側面はデザインの統一感がなく残念なことになっています。
これは一定の周期で機関車を逆に繋ぐことで、負担を均等にかける車体のことを考えたメンテナンス的処置なのです。
鉄道好きにはたまらない変則編成列車の遭遇でした。
ザルツブルク中央駅
ミュンヘンに乗り継ぐ列車まで時間があるので、
オーストリア鉄道のラウンジを体験したいと思います。
オーストリア鉄道 OBBラウンジ
ヨーロッパの主要な駅には鉄道ラウンジが設けられています。
オーストリア鉄道の場合は1等のユーレイルパスで利用でき、ドリンクや軽食(お菓子)、フルーツなどが提供されます。
乗換えの待ち時間をラウンジで過ごすのもヨーロッパ鉄道の旅の魅力。
ミュンヘン行きレイルジェット。
再び機関車の逆向き連結に遭遇しました。
この旅で計6回レイルジェットに乗車しました。
チェコ、ハンガリー、オーストリア、ドイツ、スイスに路線網を持ち、
本数も多いので、各国を旅するには便利で欠かせない国際列車です。
15時 ザルツブルク中央駅を出発しました。
ミュンヘンまで1時間半の旅。
発車して直ぐにザルツァッハ川とホーエンザルツブルク城が見えてきます。
これでザルツブルクともお別れです。
天気も晴れてきました。
レイルジェットはオーストリアと南ドイツ国境付近の草原を駆け抜けていきます。
いつまで見ていても飽きない車窓。
列車は南ドイツ バイエルン州に入りました。
ミュンヘン郊外。都会の景色に変わります。
ミュンヘン中央駅(Munchen Hauptbahnhof)に到着。
南ドイツの主要ターミナル駅。
ヨーロッパの主要駅に多く見られる行き止まり式のターミナル駅で、ドイツ最大の規模を誇るミュンヘン中央駅。
一日移動日になりましたが、夕方までにミュンヘンに着けたので、
ミュンヘンで代表的なビアホールに繰り出したいと思います。
ミュンヘン移動編 終り。
ミュンヘン 初日 ビアホール編に続く。