
#11 SmallRig Zhiyun Crane M2専用アルカスイス互換クランプ 装着レビュー
前回の機材紹介#10で紹介しましたジンバル、
Zhiyun Crane M2専用のアルカスイス互換クランプを紹介します。
製品パッケージ(クランプ本体とレンジ)
これが、「地味に凄い」
初めに、Zhiyun Crane M2 製品について簡単におさらいしますと。
Zhiyun Crane M2は、α6*00シリーズなどの小型ミラーレス一眼カメラ向けに特化し、本体重量がなんと500グラムと軽く、価格は32,400円と現行機のZhiyun Crane Mより更に低価格を実現した3軸ハンドヘルドジンバルスタビライザーです。
低価格、小型、軽量以外に持ち運びにも考慮されたロック機能、それとジンバル本体とカメラ脱着を容易にした専用クイックリリースプレートなど、新機能も魅力を感じたため、衝動的に初代Zhiyun Crane Mから買い替えました。
これでジンバルとしての機能性は格段に向上したのですが、 ただ実際使用するにあたり大きな問題を発見してしまいました。
それは、なんと新機能の専用クイックリリースプレートでした。
移動などで、ジンバルからカメラ本体脱着する際は、ワンタッチで容易に脱着できて、次に使う場合も調整不要で非常に便利になったのですが、
クイックリリースプレートがカメラ底面にピッタリと装着するため、カメラのバッテリ交換ができなくなりました。
ワンタッチ脱着イメージ(ジンバル本体にスライドさせて装着)
私の場合、前回のヨーロッパ街歩きでα6300とZhiyun Crane Mで4K撮影した場合、
1日で最低4回バッテリー交換が必要になります。
この場合クイックリリースプレートをカメラから外すことになり、 その都度バランス調整していたら、本来Zhiyun Crane M2持つ利便性を損ないます。
カメラ背面(バッテリーカバーがクイックリリースプレートで塞がります)
バッテリー交換をあきらめてモバイルバッテリーでカメラ本体の充電しながら撮影することも可能ですが、
充電ケーブル等で、見栄えが悪いですし、せっかくの軽量化の意味もなくなります。
そんな悩みを抱えたまま年が明けて、次の旅が迫ってきた矢先に、
SmallRigの先行発売広告が目に止まりました。
それが、
SmallRig Zhiyun Crane M2専用アルカスイス互換クランプ 2508
なんと、純正のクイックリリースプレー良さを殺さずに、
アルカスイス互換のクイックリリースプレートが使えるようにしたアイデア商品です。
https://smallrig.jp/smallrig-zhiyun-crane-m2-2508.html
SmallRigはカメラケージや撮影用アクセサリーなどのマストアイテムを揃えた撮影好きなら、
必ずチェックするメーカーです。
まさかこのアイデアはCrane M2ユーザーにとっては朗報です。
では早速商品を紹介します。
純正と比較(下 Crane M2専用アルカスイス互換クランプ)
カメラ側のアルカスイス互換のクイックリリースシューはアマゾンから購入。
カメラ装着イメージ。
ジンバルとの装着も全く問題ありません。
アルカスイス互換クランプは取り外さずに、クイックリリースシューだけを取り外せますので、
バッテリ、SDカード交換が容易になりました。
これでスッキリしました。
最後に、カメラを装着したままジンバルをロックします。
ちょっとした移動でしたら、このままカバンに入れて持ち運びが可能です。
以上がSmallRig Zhiyun Crane M2専用アルカスイス互換クランプ 2508の紹介になります。
次回のヨーロッパ街歩きが楽しみになりました。