#14 撮影機材紹介 FIMI PALM
Osmo Pocketそっくりのポケットジンバルカメラ【FIMI PALM】が発売されました。
価格もOsmo Pocketの約半額で買えるので、ほんとんど衝動的にAmazonで即ポチしてしまいました。汗;
価格が安いと言うことは、そっくりさん(偽物)の可能性も高いので、また私の悪い癖(安物買いの……)が再発か!!
っと一度は思いとどまりましたが、
よく調べてみると最近コスパのいいスマホで知られているXiaomi(シャオミ)系列の製品みたいなのと、
後発のメリットが活かせた機能搭載に興味が湧いたので、購入してしまいました。
そのあたり(メリット)を中心に購入の経緯を紹介します。
製品パッケージ(Osmo poket比較)
外箱もよ~く似ています(笑)
開封
本体と取説が入っています。
取説は中国語と英語のみ。
シンプルな内容なので、英語でも大丈夫ですが、
これだけで内容が薄くてあまり役に立ちませんでした。
クイックスタートレベルなので細かい操作はWeb参照ってとこでしょうか….
パッケージ(同梱品)
残りは、USBカーブルだけ??
USB Type-CとType-AでFIMI PALM側はType-C。
ちなみにOsmo Pocketのような本体カバーはなく、
レンズ部分だけ覆ったチープなプラスチックのカバーが付いています。
かなりコストダウンしてますね。
(この時点でちょっとテンション下がります)
こう比較すると本家DJIの高級感を感じさせます。
※それでは、FIMI PALMの良い所を挙げていきましょう。
最初に操作系について
操作系に関してはOsmo Poketと同じでタッチパネルを上下左右にスワイプします。
電源ボタンは録画ボタン(赤まる)の長押しです。
左側のボタンはFIMI PALM独自機能のジョイスティックになります。
ここが購入ポイントその1になります。
当然ながらカメラヘッドを左右、上下にパン出来ます。
Osmo Pocketの場合は単体では出来なく、オプションのコントローラーホイール必要。
ジョイスティックその2
ファンクションボタン長押しでなんとズームとEV(明るさ)の調整ができます。
ズームはデジタルズームですが、これもポケットジンバルカメラで初めて搭載されました。
ただし、当然ながら長押し後のズーム&AE調整モードではカメラヘッドをジョイスティックでパンはできません。
✖1と✖3比較画面 (右側3倍ズーム)
ズームの倍率表示が画面で確認できます。
等倍
2倍デジタルズーム
3倍デジタルズーム
デジタルズームなので、さすがに3倍となると画質的につらいですね。
桜の木全体が「ぼやーっと」つぶれている感じ。
デジタルズームはおまけ程度の画質ですがあれば便利です。
購入ポイントその2
超広角レンズが搭載されている
Osmo Pocketの弱点として挙げられるのが、画角の狭さになります。
画角が80°なので(35mm換算)26mm相当のレンズです。
画質的には満足していましたが(特にPROモード)、自撮りをする人には狭いと思います。
私は基本的に自撮りはしないのですが、街歩き撮りとして使うにも、もう少し画角が広い方がありがたい。
FIMI PALMは画角が128°(35mm換算)11mm相当の超広角レンズになります。
これはGoProなどで代表されるアクションカメラレベルの画角です。
多分、この超広角レンズ搭載が購入の決め手になったのは間違いありません。
購入ポイントその3
Wi-Fiを標準装備
Wi-Fi接続に関してもOsmo Pocketの場合、オプションのワイアレスモジュールが必要になりますが、FIMI PALMは標準装備されています。
スマホの専用アプリ「FIMI PLAY」と接続すれば、撮影画面を見ながらの遠隔操作も可能ですし、モーションタイムラプス等の設定もアプリ経由で行う方が簡単です。
ただ、起動の時に毎回FIMI PALM側でWi-FiをONにして、スマホの接続Wi-FiもFIMI PALMに変えないといけないという手間はあります。
(ここはファームウェアアップデートで改善お願いしたいところですね)
購入ポイントその4
大容量バッテリー搭載
ポケットジンバルカメラにしては1000mAh大容量のバッテリーを搭載しているようで、
駆動時間は(1080p/30 fps動画撮影時) 240分です。
私の場合は4K /30pなので、どれくらい撮影可能か今後テストしてみますが、
この手のカメラはバッテリーの持ちがいいに越したことはありませんね。
その他の購入ポイント
ストラップホール搭載と三脚用ネジ穴搭載
どちらも地味ですが、あるとありがたい!
三脚用ネジの位置がちょっと微妙で、カメラヘッドの根元にあるので三脚を取り付ける場合はコンパクトな自由雲台的な物が必要になります。
まあ、いずれAmazonから周辺機器が発売されるので、それを待って考えようと思います。
以上がOsmo Pocketそっくりのポケットジンバルカメラ【FIMI PALM】購入の経緯についてでした。
後発の強みを活かし、Osmo Pocketのオプションアクセサリー類のほとんどを標準化したのにも関わらず、
この価格差は非常に魅力だと思いました。
画質のついては、次回の「ヨーロッパ鉄道の旅」で報告できればと考えております。